こんにちは!Keiです!
洗濯乾燥機を使えば洗濯物を干したり取り込む手間が省けて、梅雨の時期や冬場の乾きにくい時期でも関係なくしっかりと乾かすことが出来ます。
部屋干しした時の独特なにおいも発生せず、とても便利で快適な家電ですよね!
しかし乾燥機能を使った場合、電気代がどれくらいかかるのか気になりますよね。
今回の記事では、洗濯乾燥機以外として「衣類乾燥機」「除湿機」「浴室乾燥機」の乾燥機能を使ったときの電気代を比較し、さらに各装置のメリット・デメリットを紹介します!
・乾燥機の電気代はどれくらいかかるの?
・どの方法が一番安く済むの?
・少しでも家事を楽にしたい
洗濯乾燥機の電気代は約25~65円
洗濯乾燥機は「縦型ヒーター乾燥」「ドラム式ヒーター乾燥」「ドラム式ヒートポンプ乾燥」の3つに分類されます。
それぞれのタイプで乾燥1回にかかる電気代は以下の通りです。
乾燥タイプ | 乾燥1回の電気代 |
---|---|
縦型ヒーター乾燥 | 約65円 |
ドラム式ヒーター乾燥 | 約48円 |
ドラム式ピートポンプ乾燥 | 約25円 |
電気代を計算するにあたっては、以下の条件で計算しています。
・電気料金は31円/kWh(新電力料金目安単価)で設定
・電源周波数は50Hz
・乾燥1回の電気代は以下のどちらかの式で算出
乾燥の消費電力量[Wh] ÷ 1000 × 31[円/kWh]
1時間当たりの電力[W/h] × 運転時間[h] ÷ 1000 ×31[円/kWh]
電気代の計算方法はこの記事にまとめています。
洗濯乾燥機以外の乾燥方法でかかる電気代
衣類乾燥機の電気代
衣類乾燥機は、主に乾燥機能のない洗濯機と併用して使います。
例として、シャープ製の「KD-55F」の仕様を見てみましょう。
こちらは今の洗濯乾燥機を使う前に、使用していた機種です。
色名 | -W(ホワイト系) |
乾燥容量 | 5.5kg |
乾燥方式 | ノーダクト・除湿タイプ |
設置形態 | ユニットタイプ |
コース | ■標準■除菌■干す前■15分■30分■60分■仕上げ ■風乾燥1時間■風乾燥2時間 |
らくらくフィルター | ● |
湿度センサー | ● |
目詰まりサイン | ● |
ふんわりガード | ● |
電源オートオフ | ● |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 630×516×670mm |
質量 | 26kg |
消費電力(50/60Hz) | 強:1,180/弱:710W |
当時の洗濯時、乾燥時間は4~5時間ほどかかっていました。ここでは4時間として計算します。
消費電力=1180[W]
乾燥時間=4[h]
・1180[W] × 4[h] ÷ 1000 × 31[円/kWh] = 146.3円
衣類乾燥機を使った場合、乾燥にかかる電気代は1回あたり約146円です。
除湿機の電気代
除湿機を乾燥機として使った場合の電気代を計算してみましょう。
例として、シャープ製の「CV-N71」の仕様を見てみます。
定格除湿能力(50Hz/60Hz) | 6.3/7.1 L/日 |
---|---|
除湿可能面積の目安 (木造住宅~コンクリート住宅) | 50Hz 8~16畳(13~26㎡) 60Hz 9~18畳(15~30㎡) |
プラズマクラスター7000*適用床面積 (目安) | 約8畳(約13㎡) |
衣類乾燥時間(2kg) | 約180分 |
衣類乾燥1回あたりの電気代目安 | 約14円 |
スイングルーバー | 上下(手動) 左右なし |
消費電力(50Hz/60Hz) (1時間あたりの電気代目安) | 衣類乾燥 175W(約4.7円)/ 190W(約5.1円) 除湿 175W(約4.7円)/ 190W(約5.1円) 衣類消臭 18W(約0.49円)/ 21W(約0.57円) |
仕様では乾燥1回あたりの電気代目安は約14円となっていますが、2022年12月時点での電気料金と、洗濯乾燥機の3.5kgの定格と合わせるため乾燥量を1.75倍として計算しなおすと、
衣類乾燥の消費電力=175[W/h]
衣類乾燥時間 = 180分 × 1.75 = 270分 = 4.5[h]
・175[W/h] × 4.5[h] ÷ 1000 × 31[円/kWh] =24.4円
除湿機で衣類を乾燥させる場合の電気代は1回あたり約24円となりました!
浴室乾燥機の電気代
浴室乾燥機は住んでいる家によって設置の有無はありますが、衣類乾燥した場合はどの程度の電気代になるのか見ていきましょう。
例としてMAX製の浴室乾燥機「BS-161H-CX-2」の仕様を見てみましょう。
運転モード | 定格消費電力 |
---|---|
強乾燥 | 1190W |
弱乾燥 | 1130W |
浴室乾燥機で衣類乾燥にかかる時間は、僕の経験上4~5時間あれば乾燥できていたので、ここでは4時間として計算します。
強乾燥モードの消費電力=1190W
乾燥時間=4h
・1190[W] × 4[h] ÷ 1000 × 31[円/kWh] = 147.5円
浴室乾燥機で衣類を乾燥させる場合の電気代は1回あたり約148円となりました!
洗濯乾燥機と比べると、電気代は高い傾向です。
洗濯乾燥機と他の乾燥方法のメリット・デメリット
洗濯乾燥機と衣類乾燥機、除湿機、浴室乾燥機それぞれの電気代を算出しましたが、ここからは電気代以外のメリット・デメリットについても見ていきたいと思います。
項目 | 洗濯乾燥機 | 衣類乾燥機 | 除湿機 | 浴室乾燥機 |
---|---|---|---|---|
電気代 | 約25~65円 | 約146円 | 約24円 | 約148円 |
時短効果 | ◎ | 〇 | × | × |
設置のしやすさ | 〇 | △ | ◎ | × |
その他デメリット | 機種によっては シワができる | 機種によっては シワができる | 部屋が乾燥のため 占有される | – |
乾燥1回の電気代に関しては除湿機と洗濯乾燥機が優秀ですが、浴室乾燥機では高くなります。
また時短効果では、「干す・取り込む」の必要がなくなる洗濯乾燥機が最も効果ありと言えます。
設置のしやすさでは、低価格かつコンパクトな除湿機もしくは洗濯乾燥機がよいでしょう。浴室乾燥機はそもそも賃貸物件等で備えてないと設置は難しいですね。
まとめ
今回の記事では、洗濯乾燥機以外の乾燥方法として、「衣類乾燥機」「除湿機」「浴室乾燥機」の電気代と各乾燥方法のメリット・デメリットについて紹介しました。
まず洗濯乾燥機の乾燥1回の電気代は以下の通りです。
乾燥タイプ | 乾燥1回の電気代 |
---|---|
縦型ヒーター乾燥 | 約65円 |
ドラム式ヒーター乾燥 | 約48円 |
ドラム式ピートポンプ乾燥 | 約25円 |
そして洗濯乾燥機以外の電気代とメリット・デメリットは以下の通りです。
項目 | 洗濯乾燥機 | 衣類乾燥機 | 除湿機 | 浴室乾燥機 |
---|---|---|---|---|
電気代 | 約25~65円 | 約146円 | 約24円 | 約148円 |
時短効果 | ◎ | 〇 | × | × |
設置のしやすさ | 〇 | △ | ◎ | × |
その他デメリット | 機種によっては シワができる | 機種によっては シワができる | 部屋が乾燥のため 占有される | – |
この中でも特にお勧めしたいのは、「洗濯乾燥機」です。
電気代は除湿機よりも少し高くなりますが、それ以上に「干す・取り込む」作業がなくなるため家事の時短効果が絶大です!
ご自身にあった乾燥方法を導入して、洗濯の家事を快適にしていきましょう!