こんにちは!Keiです!
ドラム式洗濯機は家電の中でも大きな時短メリットがあります。
一方で使用していると見えてくるデメリットもいくつかあります。
この記事では、ドラム式洗濯機を1年半使用した体験談からメリットを4つ、デメリット5つを解説します!
また、ドラム式洗濯機を購入する際に事前にしておきたい準備と対策について紹介します!
・ドラム式洗濯機を購入したい
・縦型洗濯機とドラム式洗濯機で迷っている
・実際使ってみたデメリットを知りたい
ドラム式洗濯機のメリット
メリット① 洗濯1回あたり30分の時短になる
メリットの1つ目は何といっても時短になることです!
洗濯でもっとも手間になるのが干す・取り込むの作業で、夏場の暑い時期や冬場の寒い時期にベランダに出るのは億劫ですよね。
通常の洗濯の場合、1回の洗濯で干すのに約15分、取り込むのに約15分かかります。
これがドラム式洗濯機で30分短縮できるので大きなメリットです。
僕は2日に1回のペースで洗濯するので、1か月あたり7.5時間の自由時間ができました!
メリット② 天気を気にせず洗濯できる
乾燥機能を使うため、雨の日でも冬の寒い日でも天候を気にせずに洗濯を実施できます。
これもかなり大きなメリットで、梅雨の時期に洗濯できず溜め込むこともありましたが、ドラム式洗濯機を導入してからは一気に解消しました!
メリット③ 水と洗剤の量が少なくて済む
ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機に比べて圧倒的に少ない水の量で洗濯することが出来ます。
また洗剤についても、水の量が少ないので使用量を抑えることが出来ます。
乾燥の電気代はかかってしまいますが、水道代や洗剤代などの細かな部分はドラム式洗濯機にメリットがありますね!
メリット④ 実は衣類が傷みにくい
ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機に比べて衣類が痛みにくい傾向があります。
縦型洗濯機は水流によるもみ洗い、ドラム式洗濯機は上下回転によるたたき洗いの方式になります。
ニット生地などもドラム式洗濯機で洗濯乾燥していますが、毛玉になりにくい実感があります!
ただし、乾燥によるシワや縮みが気になる人は、洗濯のみで乾燥は避けましょう。
ドラム式洗濯機のデメリット
デメリット① 値段が高い
ドラム式洗濯機のデメリット1つ目は、縦型洗濯機に比べて本体の値段が高いことです。
それぞれの洗濯方式での大まかな価格帯は以下の通りです。
洗濯方式 | おおまかな価格帯 |
---|---|
ドラム式洗濯機 | 10万円~20万円 |
縦型洗濯機(乾燥機能付き) | 6万円~17万円 |
購入時の費用が結構な負担になります。僕が買ったのは当時約12万円のモデルでした。
縦型乾燥機にでは少し本体の価格帯を抑えることが出来ますが、購入後の日々の電気代はドラム式洗濯機の方が有利になります。
デメリット② 幅/奥行きが大きいため設置できないことがある
ドラム式洗濯機のデメリット2つ目は、幅と奥行きが大きいものがほとんどです。
・洗濯パンからはみ出して設置できない
・ドア、廊下が狭く家への搬入が出来ない
・前面の扉を開くスペースが確保できない
洗濯機を置く洗濯パンのサイズによっては、ドラム式洗濯機は大きくはみ出してしまい、設置ができないこともあります。
洗濯パンのサイズと購入する洗濯機の適合サイズを確認しておきましょう。
搬入経路が狭い場合にはそもそも家に入れることが出来ないので、自宅のドアの幅や廊下の幅などは事前に確認しておきましょう!
搬入経路の幅は洗濯機の横幅+10cmあれば問題なく搬入できます。
ドラム式洗濯機は前面の扉が前開きなので、ドアを開けた時に壁に当たって開けない可能性があります。開いたときの寸法も確認しましょう。
デメリット③ 乾燥の電気代がかかる
ドラム式洗濯機のデメリット3つ目は乾燥の電気代です。
乾燥機能で大幅に時間短縮できる一方、電気代がかかってしまいます。メリットとデメリットのトレードオフの関係です。
乾燥にかかる電気代は、その乾燥方式によって変わります。
乾燥方式は「縦型ヒーター乾燥」「ドラム式ヒーター乾燥」「ドラム式ヒートポンプ乾燥」の3つに分類され、電気代は以下の通りです。
乾燥タイプ | 乾燥1回の電気代 |
---|---|
縦型ヒーター乾燥 | 約65円 |
ドラム式ヒーター乾燥 | 約48円 |
ドラム式ヒートポンプ乾燥 | 約25円 |
ドラム式洗濯機の電気代に関しては以下の記事でも紹介しています。
デメリット④ 毎回のメンテナンスの手間がある
デメリット4つ目は、洗濯乾燥後のメンテナンスが必要な部分です。
ドラム式洗濯機で洗濯乾燥をした後には、乾燥フィルターの掃除が毎回必要になります。
乾燥フィルターは、乾燥中に発生した糸くずやホコリをキャッチしてきれいな温風を循環させるためについています。
この乾燥フィルターの掃除を怠ると、フィルターがホコリで目詰まりして乾きにくくなって、結果電気代が上がってしまいます。
毎回のメンテナンスはきっちりと実施しましょう。
・乾燥フィルターの掃除が毎回必要
・掃除をしないと乾燥風量が下がる
・乾燥時間が長くなり電気代がかかる
また、ドアやゴムパッキンの部分にもホコリがたまるので、気になる場合は掃除が必要となります。
(掃除しなくても次の洗濯で洗い流されるので、僕はドアやパッキンの掃除はしていません。)
デメリット⑤ 衣類の種類によってはシワになりやすい
デメリット5つ目は、衣類のシワ問題です。
特に、リネン素材のものやデニム生地はシワになりやすいです。
ドラム式洗濯機では、縦型洗濯機に比べてシワになりにくいのですが、適合していない生地の場合はどうしてもシワになります。
また、洗濯乾燥後の洗濯物を放置すると完了後の乱雑な形で維持されるので、シワになってしまいます。
・乾燥後はすぐに取り出す
・シワになりやすい衣類は洗濯のみにする
・シワになってしまったら再度濡らしてアイロンをかける
ドラム式洗濯機を買う際に気を付けたい事
洗濯機置き場まで搬入できるか
ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機に比べてサイズが大きいので以下の項目は確認しておきましょう!
・洗濯パンとのサイズは適合しているか
・玄関のドアや廊下の幅は十分か
・設置後に前面の扉を開くスペースがあるか
水道の高さを確認
洗濯機用の水道の蛇口は、家によっては取付位置が低いことがあります。
ドラム式洗濯機では、設置の際にある程度の高さが必要となるので、購入する製品に適合した高さにあるかを確認しておきましょう。
洗濯容量と乾燥容量が洗濯物の量と合っているか
ドラム式洗濯機は製品ごとに洗濯容量と乾燥容量が設定されています。
発生量に対してこの容量が少ないと、洗濯の効率の低下や乾燥時の重量オーバーによってうまく洗濯乾燥が出来ないことがあります。
僕は一人暮らしで2日に1回の洗濯ですが、洗濯容量7kg、乾燥容量3.5kgの機種を使って丁度良いくらいになっています!
まとめ
今回の記事では、ドラム式洗濯機のメリットとデメリットと、購入時に準備すべきことについて解説しました!
・干す作業が無いので大幅に時間短縮できる
・天気を気にせず洗濯できる
・水と洗剤の量が少なくて済む
・実は衣類が傷みにくい
デメリットに関しては以下の通り紹介しました。
・値段が高い
・サイズが大きいため設置できないことがある
・乾燥の電気代がかかる
・毎回のメンテナンスの手間がある
・衣類の種類によってはシワになりやすい
ドラム式洗濯機を1年以上使って分かったデメリットを中心に紹介しましたが、それでもメリットの方がとても大きいです。
ドラム式洗濯機を導入して、快適な生活を手に入れましょう!